私の愛読する素敵なライターさんの記事をご紹介させていただきます。
子育てを楽しみながら、子育ての本質を発信するしんざきさんの記事です。
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子どもの本質を理解し、マネジメントするという素敵なお話
日中ついつい遊んじゃうのは分かりますし、むしろそれはそれで必要だと思うんです。 私は、児童書読むのも漫画読むのもゲームやるのも友達と遊ぶのも、小学生にとっては勉強や学校と同じくらい重要な時間だと思っていて、そういう時間がとれなくなるくらいなら塾なんて行かなくていいと思っている方です。 宿題が後回し後回しになって睡眠時間が足りなくなるのはダメだし、「夜やればいいや」と思うからダラダラしてしまう側面もありそうで。 なにより宿題が気になる状態で悶々としながら遊んでも楽しくない、どうせ遊ぶならすっきりした状態で遊んだ方が絶対いいだろ、と思ったわけです。
で、これある種の残業問題だなーと思ったので、ルールを作ってマネジメントから解決しようと思いました。 長男と相談して導入したのは、以下のようなルールです。
・やる時間とやる量を明確化する。やる量については、事前に相談しつつ週間計画表を作っておく
・宿題をやる時間を過ぎたらたとえ宿題が残ってても切り上げる
・やる量が終わったら時間が残っていても終わる。「まだ時間あるんだからこれもやったら?」は禁句
・宿題が終わったら一切口を出さない自由時間。
ゲームをしようが漫画をしようが自由 幸いというべきか、寝坊助が多いしんざき家女性陣と違って、私も長男も早起きは平気な方です。
いつも大体6時に起きて7時くらいまでゲームやったり本読んだりしてるので、その時間を「宿題タイム」ということにしました。
これは私も一緒に起きて、何か分からない問題があったら質問される役をすることにしました。
いずれ、完全に習慣化したら一人でほっといてみようと思っています。 これは私の勝手な考え方なんですが、「小4で、1日1時間で出来ないような宿題は出し過ぎ」だと思うんですよ。
遊ぶ時間や寝る時間を削らないといけないような分量が出ているとしたら、それは量の方がおかしい。
仕事で言うと、労働時間内に片づけられないタスクが発生している状況です。
だから、もし時間内で出来なかったら、それは正直に「出来ませんでした」と言うべきだし、なんなら親からでも相談して宿題の量を減らしてもらうべきだと思いました。
なので、時間は区切って一切オーバーランはしない、その時間内に出来なかったら諦める、というのがまず第一のルールです。
この記事をFacebookでシェアしたところ、たくさんの反響がありました。
その中で、あるお母さんから届いたメッセージをご紹介させていただきます。
今日シェアされていた記事、とても面白かったです。
すごく共感したのでメッセージしています。
我が家は、よく一般家庭にある「宿題を先にしないと外に遊びに行けない」という親が作ったルールはありません。
「親が決める」ということに違和感があるし、先に遊ばないと日が暮れて外で遊ぶ時間が少なくなってしまうから・・・フルタイムで働く私に息子も娘も帰ったらすぐ電話をしてきて、「ただいまぁ!遊び行ってくる!!ガチャッ」私は一言も喋るまもなく切られる電話に、元気に外に飛び出していく子どもたちの様子が目に浮かび、ニコニコしてしまいます。
でも、楽しいことばかりしていて宿題をしないのも困ります。
だから子どもたちには伝えています。
「いつしてもいいよ。あなた達に任せる。
でも、ママ20時30分までには終わらせてほしいな。
遅くても21時半には寝るよ」
我が家は20時30分以降はテレビもタブレットもなし。寝る準備や本を読んで過ごします。
大袈裟ですが、子ども時代に、睡眠時間を削ってまですべきことなんてないと思うんです。
学校からの帰宅が16時すぎ。曜日によっては18時〜20時までサッカーで、帰宅が20時半の日もあります。
いつ宿題をするのか、いつお風呂に入るのか、いつ遊ぶのか・・・日によってやり方を考えないとうまくいきません。
失敗することもよくあります。
20時半すぎて終わってなくて、朝起きてしたり、学校でしたり?(実はどうしているのかよく知りません・・・)
でも、少しずつ、考えて、段取りつけて、工夫して、やりたいこともあんまりやりたくないことも、うまくやりくりできるようになってきたような気がします(小1の娘はまだまだですが・・・)
私の中では、枠組みの中で「子どもたちが自由に自分で決める」ことが大事で、親に出来ることはその枠組みを示してあげる(それも広めの枠を・・・笑)ことかなって思います。
素敵なメッセージにとても温かい気持ちになりました。
日本の教育の文脈の中で、子どもの好奇心と主体性を育むのってとても難しいことだと思うんです。
同調圧力や目に見えない階級や差別が蔓延している中で、ブレずに子どもの気持ちを壊さずに育むことは大変なことです。
それでも、実践し、子どもが成長しているという事例を見せてくれている素敵な大人がいるんですね。
苦悩している親御さん、多いと思います。
この記事を読んで少しでも気づきがあれば嬉しく思います。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…