大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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夢なんかね、どうでもいい。夢を語ることなんか、どうでもいい。〜紀里谷監督の言葉に砕け散った〜    

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 映画監督の紀里谷さんの記事が私のFacebookのタイムラインに飛び込んできた。

目をひく文字「夢があるなら、なぜ命をかけないの?」

この文字を読んだだけでドキッとしてしまった私は記事を読むことにした。

読みながら私は紀里谷さんが放つ言葉に圧倒され、自分自身を粉々にされた。

まさに砕け散ってしまった。

俺はなにをやってんだろうと。なにを言ってんだろうと。

いますぐ会社から飛び出したい気分になった。

記事の一部を引用しよう。

 

中途半端なやつは結局なにもやらない「命をかけろ」

紀里谷:あなたはやる前に「リスクがどうたらこうたら」とか言ってるわけよ。くだらないよ、そんなの。そんなので何ができんのよ? 

多分、5年後10年後も同じこと言ってると思う。「私には夢がある」って言って。 単純な話だよ、皆さん。夢がある。いいですよ、そりゃ夢があって。やるんですか、やんないんですか? 今やるんですか、やんないんですか? それだけ。私にはお金がない、時間がない、資格がない、教養がない、どうだからこうだから。延々その話じゃん。延々……。 でもやればいいじゃん! やってみればいいじゃん。マジシャンのミュージアムつくる、あなたそんなすごいマジシャンなの?

質問者:いえ……。

紀里谷:だったら何故、練習しないの? 何でこんなとこに座ってんの、今。

質問者:はい。

紀里谷:わかる? 言ってること。

質問者:はい、わかります。

紀里谷:夢なんかね、どうでもいい。夢を語ることなんか、どうでもいい。やるのかやんないのか、それだけだと思うよ。

質問者:はい。

紀里谷:夢語って居酒屋でグダグダ言ってるオッサン達、そいつらに限って人がやってることに、アレがどうたらこうたらって言うわけじゃん。そうじゃない? どっちになるのって話。矢沢さんじゃないけど、やるほうですか? やんないほうですか? 本当その通りだと思うよ、俺は。 皆さんが今すぐにできることがあります。今すぐに。あなたがマジシャンなるなら今すぐに家に帰って練習するべきだと。明日の朝。ぶっ倒れるまで。 あなたがトップでもないのに誰がそんなミュージアム行くの? 誰も行かねぇじゃん、そんなの。自分も行かないじゃん。そんな中途半端な奴のところに。

 

logmi.jp

 

夢を語るのは立派なことでもなんでもない。夢を語る前にやれ!ということだ。あれがやりたいこれがやりたいと言う人間をたくさん見てきた。本当にやる人間はほとんどいない。やり続ける人間はもっといない。これは自分自身もそうだ。ちょっと頑張って、疲れたらあれこれと言い訳をつくってやらなくなる。仕事のせいだ、社会のせいだ、そう言って制限する。こんなんじゃ夢なんて叶わない。

でも紀里谷さんは突き抜けてやればチャンスは必ずあると言っている。

 日本の若者よ

紀里谷:本当に、日本の若者よ、今がチャンスです。

何故なら周りの人間が皆ぬるいから。皆ぬるいから、今そこで目を開いて「やろう」と思って必死になって命かけて何でもできると思う。

特にこの国では。ぬる過ぎるし仕事をしない。大人たちが仕事をしない。 「どうやって休もうか」とかばっかり考えている。「どうやって楽しようか」ってことばっかり考えている。これは海外に行けば本当にわかると思うけど、俺から言わせると、日本ほど仕事をしない人たちはいない。

日本人は勤勉だとか思ってるだろうけど、もうびっくりするよ、そのルーズさに、そのぬるさに。 「何でこんな仕事しないの?」って思うし、「何でこんなに頑張らないんだろ?」とか思っちゃう。

何で命かけてやんないんだろ。命かけてやっちゃうと「意識高い」とかさ、「熱いですね」とか言われちゃう。横から妨害が入っちゃう。でもね、俺から言わせるとチャンスだなと思う。 突き抜けていくチャンスだよ。この国にはお金はいっぱいあるわけだから。いっぱいあるよ。映画だったらここからいくらでも集められると思う。 それで映画つくって世界中に見せればいいじゃんって、俺は思ってる。

だからもう、これからの選択肢は、あなた方次第。ぬるい中でやっていくのもいいし、それでも食べていけるでしょう、何となく。 しかし、全てを賭けて、毎日毎日、必死になってやっていけばものすごい結果が出る。こんなチャンスがある国は他にはない。アメリカはこんなにぬるくないもん。というのをわかってほしい。

まあ俺がこんなこと言うと「極論ですよ」とか「キツ過ぎますよ」とか「過激」とか「刺激があり過ぎですよ」とか、いつも言われます。そうでしょう。 だったら、ぬるい話聞いていればいいじゃんと思うし、そっちを信じてればいいじゃん。でも、そういうこと言う大人は、あなた方のことを「どうでもいい」と思ってる。 そんな思いで今日は話をしました。そんな感じで、ありがとうございました!

 

サッカーでもなんでも同じだ。夢を叶えたいと思うのなら、人と違うことを人の何倍もやればいいだけのことだ。必死になってやればものすごい結果が必ずついてくる。

そう信じてやり続けよう。

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

 

トラとカラスと絢子の夢

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  • 作者:紀里谷和明
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地平線を追いかけて満員電車を降りてみた

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