大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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”サッカーの神様は高校サッカーをみろと言っている” 青森山田 対 大社の後半戦雑観 第94回全国高校サッカー選手権

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サッカーの神様は私に微笑んだ

第94回全国高校サッカー選手権大会が始まった。
昨夜、この試合がテレビ放送しないことを知った私は猛烈に観に行きたい衝動に駆られたのである。しかし、この12月…仕事以外の時間のほとんどをサッカーに費やしていた。私の横には嫁がマンツーマンで張り付いているのである。鉄壁のカテナチオならぬ嫁ナチオなのである。
 

 

半ば諦めて眠りについた。
早朝に思わぬ奇跡が起こる。
スエルテのコーチ、ザキヤマ氏から神の声が届いた。
 
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サッカーの神様は私にこの試合はみとけと言っているのである。
 

私は中盤でメリハリのあるパスを回し→洗い物、洗濯物をテキパキこなし、約3時間じっくり相手を弱らせ守備のほころびを探る。

粘り強い守備、嫁ナチオにもめげず→嫁「昨日も一昨日もサッカー行って今日もとかありえないでしょ」
遂にネイマールばりのシャペウで嫁ナチオを攻略→コンビニでみかんとハーゲンダッツを購入しそれを土産に嫁に永遠の愛を誓う。
 
そして私は三ツ沢へ向かったのである。
 
 
三ツ沢は大混雑だった。入口前は入場できない入場したい人間で溢れていた。チケットは完売しているのである。”すまん。私には神の御告げがあったのだ許してほしい。”
そして神は迎えに来た。ザキヤマ神だ。
 

青森山田 対 大社

私たちは人混みを掻き分け席に着いた。その瞬間ゴール。大歓声。青森山田が大社から同点ゴールを決めたのだった。
前半2点リードしたのは大社、そして青森山田が追い上げ、追いついた展開らしい。
戦況を観ていると青森山田がボールを保持し主導権を握り好機を作り出す。大社はボールを持てたときは高確率でキケンなカウンターを発動する。小柄なチームだが力のあるテクニックもある良いチームだと思った。
 
青森山田はより洗練された大人びたサッカーをするチームだった。長身で長短正確なボールが蹴れるディフェンスは展開力もありセットプレーでも脅威になり、ロングスローという武器もある。前線は10番を起点に幅広い攻撃がある。
自分たちの良さを上手く出すチームだなと思った。意外性というより理詰めなチームだなと。大社より自力がある。そしてやはり終了間際に青森山田が決勝点を決めた。
 

zasshi.news.yahoo.co.jp


”美しく、儚い”3年間の努力の集大成

後半しか観れなかったけれど、良い試合だった。

生で観るとテレビでは映らないところがみれる。観客の声だったり、ボールのないところの選手の駆け引き、動き方、そこから見える選手の頭の中や感覚を想像することができる。ピッチの選手の考えていることがなんとなく見えてくる。そういうのが面白い。

大社残念だったけど素晴らしい速攻だった。上手かった。会場を沸かせた。

まだまだこれからサッカー楽しくなる。もっともっと楽しんでほしい。これで終わりじゃない。ピッチで魅せた感動はたくさんの人に伝わった。ナイスゲームだった。

 

試合後、こんな光景もあったり。 

 

 
さて、そしていよいよ野洲 対 聖和の一戦へ…
 
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
 

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