何かを成し遂げたければ努力せよ
シメオネが某企業のセミナーで語ったこと
「たとえば私の若い頃は、監督からグラウンドを100周走れと言われたら、何の疑問も持たずにひたすら走っていた。しかし、現代の選手は違う。時代の変化とともに人間も良い意味で進化しているので、何の為に100周走らなければいけないのか、具体的な意味や例を提示しないと、彼らは走らない。現代に求められている監督とは、選手に対して戦術を教えるだけでなく、モチベーションを与えることができる人間だ。現代の選手達は常に具体的なツールを必要としている」
巷にあふれる情報の多くは、より簡単により近道へと誘い込む甘い誘惑に満ちている。全ての情報が為にならないとは言わないが、多くの場合怠惰な生活に引きずり込まれる。より簡単に成功するノウハウを探して探して終わってしまう。一番の近道はなにかというと圧倒的な行動しかない。
努力との交渉などありえない
シメオネの現役時代、リーグ優勝がかかった一戦へ向かうバスの中でこう叫んだ。
「勝利するか、それとも勝利しながら死ぬか!」
全ての瞬間に全力を尽くす。勝利以外ない。努力を惜しまない姿勢が選手を作り、チームを作っているということじゃないだろうか。
サッカーの本質を追求する旅は続く…