大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る                    ※当ブログはプロモーションが含まれています

サッカーを伝えたい人へ

魔法の練習会で出会った少年団の監督。大人の導き方で子どもの人生は変わるということ。

※写真はイメージです 子どもたちにサッカーを心から楽しんでもらいたくて、不定期で練習会を企画しています。 keikun028.hatenadiary.jp いつも、日程を決め、保護者の方にこう声をかけます。 「参加したいかどうか、子どもたち自身に聞いてくださいね」 子…

教え過ぎちゃうチーム、先回りして教えちゃうコーチの話

近所の公園でジュニア年代(8歳~10歳くらい)のサッカーチームが練習してました。 ちょっと足を止めて見ていました。 教え過ぎちゃうチーム ミニゲームで、ある子がゴール前で、馬鹿正直にシュートをして、目の前の子(相手ディフェンダー)にブロックされた…

栃木SCの元キャプテン、菅和範さんに聞いたキャプテンの役割の話

昨シーズン、栃木SCで現役生活を終えた菅和範さん。 キャプテンとしてチームに貢献した菅選手にキャプテンとはなにか、その役割について話を聞きました。 (取材日:2020/12某日) ーー現役生活お疲れ様でした。早速キャプテンとはなにかについて色々と聞か…

「育てない」から上手くいく 

“「育てない」から上手くいく” タイトルに惹かれて買いました。 読みはじめて1分で、引き込まれました。 教育によって人間は不自然になっていく 「世間のいう教育は既成服の教育、丈の合わないきつい服や反対に大きすぎる服、着たくない服を無理に着させよう…

サッカーをセンス良く伝えるために読んでおきたい記事3選(vol.29)

コロナウイルスによって世の中が一変しました。 働き方も変化し、オンラインで人と会う機会が激減しました。コロナの捉え方は人それぞれでしょう。しかしながら私たちの生活は否応なく変化した。それだけは間違いない事実です。 ここ数年、私はこのブログやS…

サッカーをセンス良く伝えるために読んでおきたい記事3選(vol.28)

サッカーをセンスよく伝えるために、私たちが理解しなければならないことはなにがあるでしょうか。 サッカーの本質とは何か、サッカー文化を育むために求められていることはなにかを考え続ける必要があると思っています。 サッカーの魅力を後世に伝えること…

キャプテンとは、”こうあるべき”を超えること

上の画像はサッカーを愛する人に読んでいただきたい漫画「DAYS」のワンシーンです。 ものすごく面白いのでぜひ読んでいただきたいのですが、今回ピックアップしたこのシーン「キャプテン像」について考えたいと思います。 キャプテンというと、どんなイメー…

ベガルタ仙台、クエンカに学ぶDFの裏を取る駆け引きとは

J1リーグ第17節、ガンバ大阪vsベガルタ仙台。ベガルタ仙台の長沢駿が挙げた先制点は、クエンカがDFの裏を取った突破からアシストされたものだった。 今回はこのクエンカの裏を取る動きを取り上げたいと思う。よく解説や指導者の口から出てくる「ボールが無い…

日本のスポーツ界をボトムアップすべく挑み続ける24歳|木村友輔 Aruga株式会社代表

選手一人一人の育成をしたい指導者向けの個別育成マネジメントツールAruga(アルガ)がリリースされました。 私はこのサービスの前身となるシェアトレの時から代表の木村さんとは何度かお会いしていました。彼の日本のスポーツ界を底上げしたいという熱い想…

日本の子どもたちがサッカーが上手くなるために大切なこと|アルビレックス新潟U-15 佐枝 篤監督

アルビレックス新潟U-15の佐枝 篤監督にお話を伺いました。 佐枝さんとは、FC市川ガナーズ(旧アーセナル サッカースクール市川)時代にはじめてお会いしてから仲良くさせていただいているのですが、サッカー観、育成哲学を聞くたびに、これはいつかインタビ…

高校サッカーも、教育もきっと変えることができる

先日書いたnoteになかなか大きな反響がありました。 note.com Twitterでも多くの反応がありました。 とりわけ同じような問題を目の当たりにしている方の声が多かったです。 日本の教育は古いまま。なぜ変わらないのか サッカーだけでなく、あらゆるスポーツ…

「私たちは苦しむためにサッカーをしていない」指導者の言葉で子どもたちは育まれる。

スペインの育成年代の女子チームの試合後のミーティングの様子をご覧いただきたい。 前回に続き、スペインで指導に携わる高田さんのTweetから引用させていただきます。 育成年代に携わる指導者、親御さんはぜひ見ていただきたいです。 サッカーというスポー…

頭でサッカーを教えるのではなく、心でサッカーを教える人

エスペランサのオルテガさんの言葉をご紹介したい。 元アルゼンチン代表のオルテガが、神奈川でサッカーを教えているという噂を聞いて、話を聞きに行ったのが6年ほど前。その時に、なぜサッカー大国アルゼンチンから日本に来たのかを聞いて心が揺さぶられま…

風間八宏が子供の頃に心がけていたこと。"大切なのは頭の中に敵が作れているか"

大学生の頃、怪我のリハビリでトレーニングができなかったときに、風間さんに言われた言葉を思い出しました。当時、軽いランニングができるようになった頃で、グラウンドの端っこで軽くボールタッチの練習をしていた時のこと。 「どうやったらイメージ通りの…

スペインで危惧されている戦術偏重の傾向 「今のサッカー選手は戦術的すぎる」

スペインのレアル・ベティスのメソッド部門責任者パブロデルピノの話が面白かったので、ご紹介させていただきます。 スペインで指導に携わるTomizawaさんのTwitterはぜひチェックしてみてください。 今の選手は戦術的すぎる パブロデルピノ @76_pinoレアルベ…

U-17アルゼンチン代表コーチは言う「子どもたちの創造性は、自信を育むことで生まれる。」

アルゼンチンのU17のコーチがオンラインミーティングで話す内容がとても興味深かったので、翻訳してみました。 育成大国であるアルゼンチンには優秀な指導者がたくさん生まれます。 世界トップレベルで活躍する若手が生まれる土壌、指導者の価値観はどのよう…

風間八宏が中学生時代に身につけたフェイントがエグい!体を触らせない、ボールを見せないフェイント

大学サッカー部時代の恩師でもある風間八宏さん。 名古屋グランパスを辞めた後の動向が気になっている方も多いと思います。 あれからメディアで表に出てこない風間さんですが、現在もサッカー文化を育むべく活動をされているようです。 風間さんの公式Twitte…

サッカーを伝えることは、人生を伝えること

大学生の時、サッカーコーチとして、子どもたちに携わるようになってから、社会の仕組みを勉強しながら、自分の人生を模索しながら、目の前にいる子どもたちに何を伝えるべきかを日々考えていました。 サッカーのコーチなので、当然サッカーの魅力を伝えるこ…

コーチの仕事は「教える」ことではなく、「考えさせる」こと

元プロ野球選手で、現在は千葉ロッテマリーンズの一軍投手コーチの吉井理人さんの本をご紹介させていただきます。 タイトルの「最高のコーチは、教えない。」に惹かれて購入し読んだのわけですが、これまで読んだコーチングの本の中でもトップクラスに学びが…

クロップ監督が伝えたコロナと戦う人々へのメッセージが素敵だった。

リバプールのクロップ監督の、コロナで苦しんでいる人々へのメッセージが素敵だったのでご紹介させていただきます。 「10年、20年、30年あるいは40年後に現在の状況を振り返った時に、あの時は世界中がこれまでにないほどの団結力とこれまでにないほどの愛情…

サッカーのコーチングに役立つ教材10選

良いサッカー指導者とは? 良いコーチングとはなんだろう? サッカーの指導に携わると、このように考えることが多くなります。 どういうトレーニングが効果的で、どんなコーチングをすれば成長を促せるんのだろう。 私自身もこのように考えて、色んなチーム…

【保存版】サッカー指導者・コーチが絶対に読むべきおすすめの11冊

長年、育成年代の指導に携わり、国内外のサッカーを取材しながら、何十冊ものサッカーに関する書籍を読んできました。とりわけ指導に関する本は30冊以上読んでいると思います。その中で育成年代のサッカー指導者、サカママ、あるいはパパさんへおすすめの本…

「想定外のプレーをしてくれた瞬間が、一番嬉しい。指導者冥利に尽きます」|畑喜美夫先生の主体性を引き出すアプローチ

「想定外のプレーをしてくれた瞬間が、一番嬉しい。指導者冥利に尽きますね。それを引き出すのが(指導者の)役目だと思うし、それを味わいたくてやっているようなものです」 引用元:世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス ボトムアップ式で有名な…

子どもの成長を焦ってはいけない。子どもの時間を、子どもの世界を作ることが大人の仕事なんだ。

スペインのとあるサッカー指導者の動画をご紹介させていただきたい。 スポーツをする子どもの親御さん、育成年代の指導に携わる方はぜひご覧ください。 スペインでサッカー指導に携わる小嶋さんのTwitterはいつも興味深い情報が流れてきます。この動画の書き…

日本人に足りない遊び心や感性を磨いてくれる、ビーチサッカーという遊び

2019年11月21日、パラグアイで開幕したビーチサッカーワールドカップ。 ビーチサッカー日本代表は歴代最高タイの4位で大会を終えた。 日本代表の躍進と共に衝撃を受けた試合がある。 グループリーグでのブラジル代表とポルトガル代表の試合だ。 両チームの結…

秘境のフットボーラーたち 〜八ヶ岳グランデ・メセタ代表 田畑さんが語る「心を動かす表現者を育むこと」〜

失っているものの大切さに気づくとき 八ヶ岳・川上村にある秘境のフットボールクラブへ行ってきました。 大都会で生きていると、多くのデジタル情報を得られる代わりに、失ってしまうものもたくさんあります。 私たち人間は、弱い生き物です。 常に周りの人…

「大人が子どもたちの自主的に学ぶ機会を奪ってる」元リーベル監督、アンヘル・カッパの言葉が刺さる

アンヘル・カッパというアルゼンチンの名門リーベルの元コーチの言葉をご紹介したい。 海外ではトップクラブの指導者が育成年代の指導の問題、課題に言及することで大きな影響をもたらしています。 サッカー文化を育むには、子どもたちにサッカーの本質を伝…

子どもたちを育てたのは指導者ではなくストリートだった。子どもたちはストリートサッカーから生まれる宝だ。

ホースト・ウェインというアメリカ人のサッカー指導者をご存知の方は少ないと思います。 スペインで多大な影響力を持つアメリカ人のサッカー指導者です。 今回は彼のインタビュー映像をご紹介させていただきます。 子どもたちを育てたのは指導者ではなくスト…

体罰を受けて育ってきた子どもは、「自分で考えなくなり、指示待ちになる」

先日、とある少年サッカー大会(U12)に足を運んだ時のこと。 試合中、ベンチから怒号が鳴り止まない様子に、またかと、辟易しながら見ていたのですが、ハーフタイムにあるチームのコーチの振る舞いに衝撃を受けた。 子どもたちが思うようなプレーができなか…

ベトナムサッカーの可能性と日本サッカーの課題|井上寛太さんに聞いたサッカーと教育の話

ベトナムのハノイへサッカーの取材旅行に行ってきました。 経済発展と共に、アジアサッカーは急激に成長しているという話は至るところで耳にしてきました。 その中でも、ベトナムサッカーは注目すべきだと多くのサッカー関係者は言います。日本を超えるサッ…