大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る

サッカーがうまくなりたい人へ

トッティが「サッカーが巧い」を体現した

写真=Getty Images // "サッカーが巧い"とはどういうことかを、知らないサッカー経験者が増えたと感じることが多い。 ドリブルが巧いからといって、サッカーが巧いことにはならない。 リフティングが巧いからといってサッカーが巧いことにはならないわけだけ…

興梠 慎三が語る「身体の力が抜けてることの重要性」

写真=Getty Images 浦和レッズで活躍する興梠 慎三選手。 日本代表歴もある優れたサッカー選手である。 フィジカルが飛び抜けて強いわけではなく、スピードで勝負する選手でもない。 しかし、彼のところでボールが収まり、攻撃の起点になる。 そう、サッカー…

フェルナンジーニョの魅力|マンチェスターシティの鍵を握る万能ボランチ

写真=Getty Imagesフェルナンジーニョ。マンチェスターシティを後ろから支える身体能力、テクニックともに非常に高いクオリティの守備的MFである。 マンチェスターシティといえば、デブルイネ、シルバ、スターリング、アグエロなどの攻撃的な選手が注目され…

中島翔哉は世界で戦うポテンシャルがある

写真=Getty Images 先日のコロンビア戦で0−1と惜敗した日本代表。 しかしながら、内容はそれほど悲観すべきではないと個人的には思っている。 前線にはファルカオ、ムリエル、ハメスロドリゲスという世界トップクラスのアタッカーが揃い、守備にはダビンソン…

サッカーが上手い選手に共通する2つの要素

私はこれまでに多くのサッカー選手とプレーしてきた。 大学時代はJ1クラブとの対戦を何度か経験し、プロサッカー選手というものを身をもって感じる機会もあった。 その経験を通じて、サッカーが本当に上手い選手に共通するものを知ることができた。 高校時代…

フレンキー・デ・ヨングの巧さよ!バルサ内定の異次元の才能

CLでジャイアントキリングが起きた。 王者レアル・マドリードをオランダのアヤックスが1-4で撃破したのだ。 しかもアヤックスはレアルのホーム、サンティアゴベルナベウでの戦いだった。 レアルはクラシコ直後ということもあり、当然万全のコンディションで…

ヴィニシウスの才能がレアルで輝きはじめる|ブラジルの18歳の至宝

レアル・マドリードに所属する18歳のブラジルの至宝、ヴィニシウス。 あっという間にトップチームで圧倒的な才能を魅せつけている。

シャビ・エルナンデスの言う「フットボールは "時空" 」の意味

バルセロナの黄金期を支えた天才、シャビ・エルナンデスの貴重なインタビュー映像をご紹介したい。 ロナウジーニョ無双時代〜グアルディオラ革命までシャビは常にバルサの中盤を支えた伝説の司令塔だった。 シャビとイニエスタ、そしてブスケツでゲームをク…

ボールに触れない技術、相手に触れない技術

天才ロナウジーニョのこんな動画がSNSで話題になった。 相手に触れずしてボールを自分のものにする技術 指一本触れず相手を倒し、ボールを奪うロナウジーニョ。 どこまでうまいんや…pic.twitter.com/bLJuI2QiYd — 平成最後の丸山龍也 (@maru_ryuya) 2019年2…

ブスケツが教えてくれるホンモノの技術 〜本当にサッカーが巧い選手は、シンプルに表現する〜 

バルサの心臓、セルヒオ・ブスケツ。 スペインを代表する世界屈指のボランチだ。 当ブログでも何度も紹介しているが、彼のプレーを見る度に真実を描きたい衝動に駆られてしまう。 世の中には様々な技が溢れている。 魅せるためだけに存在する技、真剣勝負の…

ウスマン・デンベレが魅せる凄まじきサッカーセンス

若きフランス代表のアタッカー、ウスマン・デンベレがバルセロナで本領を発揮している。 何かと問題を起こすことでも話題になるデンベレ。 彼の自由奔放さが問題視されることも多いのだが、ピッチに出ればそんな周囲の心配を払拭する活躍を魅せる。

デブライネの凄まじきゴラッソ 〜上手い、早い、速い、強い〜

Manchester City F.C. Picture De Bruyne 16 x 12 / マンチェスターシティFCピクチャードBruyne 16×12 楽天市場 Amazon by カエレバ マンチェスターシティの攻撃の要であり、ベルギー代表の司令塔、ケヴィン・デブライネ。 世界一の監督とも言われるペップグ…

サッカーもバスケも騙し合いである

「サッカーは騙し合いである」 これは私が小学生の時にコーチから教わった言葉だ。 「いかに相手の裏を取るか、逆を突くか、騙すかがサッカーの面白いところだよ」 私はコーチの家に頻繁に通い、サッカーのビデオを何度も観させてもらったのを覚えている。と…

モドリッチがバロンドールに相応しい理由 | サッカーだけじゃない人間としての魅力

レアル・マドリードの10番、ルカ・モドリッチ。 ロシアW杯でもクロアチア代表を決勝戦にまで導いた世界一のミッドフィールダーだ。 >>ロシアW杯決勝前に読んでおきたいクロアチア代表関連のTweetまとめ モドリッチのサッカー選手としての才能は誰もが認める…

チャナティップが愛される理由とサッカー選手としての魅力

ワールドサッカーキング 2018年 11月号増刊 アジアサッカーキング アジアサッカーキング編集部 フロムワン 2018-10-17 Amazon 楽天市場 by カエレバ タイのメッシと称されるチャナティップ・ソングラシン選手。 コンサドーレ札幌で活躍するタイ代表プレーヤ…

サッカーが巧い選手はみな脱力している 〜グリーズマンの巧さの理由〜

フランス代表のエースであり、アトレティコ・マドリードの象徴であるグリーズマン。 世界の一流選手から学べることはたくさんある。 グリーズマンといえば「巧い」そして「速い」という印象があるけれど、より具体的に彼のプレーの魅力は何かというのを考え…

本田圭佑から同世代の社会人へ贈ったアドバイス

日本を代表する現役のプロサッカー選手であり、カンボジア代表の監督としても活躍する本田圭佑。 その他にも、サッカースクール「SOLTILO」をプロデュースするなど、ビジネスサイドでも才能を発揮している。 いや、才能という言葉で片ずけては失礼だ。 自身…

ジョルディ・アルバが世界屈指の左サイドバックである理由!

画像引用:https://www.instagram.com/p/BpLAsqbDoki/ FCバルセロナの不動の左サイドバック、ジョルディ・アルバ。 スペイン代表でもあり、世界最高レベルのサイドバックの一人だろう。 走力、スタミナ、スピード、攻撃センスはズバ抜けている。 そんなジョ…

アルトゥールが巧すぎる!バルサの中盤に降臨したブラジルの才能

イニエスタが去ったFCバルセロナ。 彼の代役など、この世にいないだろうと誰もが思っていたのではないだろうか。 コウチーニョはすごい選手だけど、より前線で能力を発揮するタイプ。 中盤の底までプレー範囲を広げるとなると、イニエスタの右に出る選手は世…

エンゴロ・カンテの巧さとは? 〜現代フットボールの中盤に求められる能力を紐解く〜

引用:N'Golo Kantéさん(@nglkante) • Instagram写真と動画 ロシアW杯を圧倒的な強さで制したフランス代表の中盤のキーマン、エンゴロ・カンテ。 相手を凌駕する運動量、身体能力で攻守にわたり輝きを放つフランス人MFである。 プレミアリーグのチェルシーで…

サッカー選手が野性を取り戻すために考えるべきこと

TISSUEという雑誌をご存知でしょうか。 人間の本質を深く追求している雑誌であり、サッカーの本質を追求する私も多くを学ばせてもらっています。 この雑誌のコラムから、骨ストレッチの著者である松村卓さんの言葉を紹介させていただきたい。 自分の身体と日…

サッカーが巧くなるには、自分で考える力がないとダメなんだ

サッカーが巧くなるためにはどうすればよいでしょうか? この質問に対して、多くの指導者や子供たちはこのように答えるのではないでしょうか? 「たくさん練習する」 「たくさんボールに触る」 ウチはこだわってます!って声高に言うクラブほどこう答える傾…

モドリッチの巧さの理由 〜世界最高のミッドフィールダーの魅力〜

ロシアWカップではクロアチア代表を決勝まで導き、レアル・マドリードではチームの司令塔としてCL優勝に貢献し、世界最優秀選手にふさわしい活躍をみせたモドリッチがついにバロンドールを獲得。 \周りへの感謝忘れず…/年間最優秀選手に輝いた #モドリッチ…

サッカー選手は古武術から学べることがある 〜不利な状況が身体に革命を起こす〜

人間は築き上げた世界を壊したくないものだ。人間は本能的に不安定状態を嫌う。それは身体保全の自然な働きでもあるけれど、その働きは同時に人間の向上という道のフタにもなってしまう。だから、そういう思いからも自由になる必要がある。 古武術からの発想…

クアドラードの狡猾な巧さ 〜コロンビアの野生〜

ロシアワールドカップ予選で日本代表が対戦するコロンビア代表。 南米の強豪であり、世界トップレベルのリーグで活躍する選手が顔を揃えるチームである。 ハメス・ロドリゲス(バイエルン)、ファルカオ(モナコ)、カルロス・バッカ(セビージャ)、ジェリ…

ボールを自在に操るためには、身体を自在に操れなければならない

ネイマールのように自在にボールを操れたらどんなに楽しいだろう。 メッシのようにディフェンダーを翻弄できたらどんなに楽しいだろう。 サッカーをプレーする若者の多くがそう思いながらボールを蹴っているのではないだろうか。 どうやったら上手くボールを…

イニエスタとメッシに学ぶ 「サッカーが上手い」の本質 〜身体の扱い方・タイミング・フィーリング〜

サッカーを上手くプレーするために一つ重要なアドバイスをするとすれば、「力を抜いて自然体でプレーしましょう」ということです。 その根拠はメッシのプレーにあります。 ボールを奪われずにゴールまで突き進むメッシを見て大切なことに気がつきました。 《…

サッカーの捉え方が、日本とアルゼンチンでは180度違う

《フットボール批評issue02 サッカーを「知らない」日本人》がとても面白かった。 とりわけ南米サッカー、アルゼンチンサッカーの真髄を知り尽くした亘さんのインタビューは必読であります。 サッカーの本場を、本質を知る亘さんの言葉はいつも学びが多い。 …

大島僚太の秀逸なファーストタッチ 〜ボールを受けるタイミングとセンス〜

「センスとはタイミングや」 湖国の天才軍師、岩谷氏の言葉だ。 私は4年前に岩谷氏のこの言葉に触れてから、センスの良いプレイヤーを見分ける際の一つの基準にしている。 今回は川崎フロンターレの大島僚太選手のワンプレーを切り取ってご紹介したい。 サッ…

サッカーを「知らない」日本人 〜マリーシアとは違う「賢さ」とは?・・・〜

「駆け引き」がうまい選手が育つ南米サッカーの土壌 亘崇詞が読み解く マリーシアとは違う「賢さ」とは?・・・ 南米の選手にとってマークに来てくれるのは"美味しい"状況です。自分の近くにマークがいるのなら、マークがボールを見た瞬間に離れてしまえば、…